為替予想とは

為替情報の集め方
 
為替情報といっても①為替相場の概況②経済指標発表の結果をお知らせする情報③今後の見通しなどを伝える為替相場の予想情報などいくつかグループにわけることができます。はじめのうちは何がなんだかわかりません。しかし、為替情報の性質を上記のようにグルーピングし、理解すれば実はそんなに難しくはありません。あせらず、まずは自分の理解できる情報を頭で考え、試行錯誤することが肝心です。私も以前はそのような状態でしたが、半年くらいすると、自分の頭で理解して、次にこのような情報が来たら、このように取引する、などと戦略を立てることができるようになります。
では実践的な為替情報の読み方についてご説明します。
 
①為替相場の概況は為替相場のセンチメンタル、テーマを探ることに使います。為替相場に参加しているトレーダーは皆ひとつの大きなテーマを元に売買戦略を組んでいます。それに関連した情報が出ると勢いよく売り買いをするので、このテーマがわからなければ売買するタイミングもわかりません。ですからその時々の為替相場のテーマを把握することが重要です。
 
次に②経済指標発表の結果です。為替相場におけるテーマの行方を決定するのが経済指標発表です。逆に経済指標発表の結果をもとに各国中央銀行の総裁、政府要人が発言するので、そこで新たなテーマが生まれたりもします。
 
最後に③今後の見通しなどを伝える為替相場の予想情報です。①、②に関する自分の予想があっているか確認します。間違っていれば修正をし、あっていれば自信を持って為替相場と対峙しましょう。この③もあくまで著者の予想になるのでなるべく多くの著者のレポートを読んだ方がいいでしょう。いろいろな予想がありますが、最終的にどれを選択するかが重要になってきます。もちろん自分のトレード戦略と同じものを選択するべきでしょう。
 
このように為替情報には取捨選択、分析、確認という一連の作業が発生します。最初は大変ですが慣れてくると非常にFXが楽しくなり、勝った負けたに関しても、自分なりの理由がわかります。もちろん負けた時の為替相場分析の誤りを復習することが最も重要で、それが為替相場で戦った経験となるのです。
 
覚えておこう
 
FXで勝つには、為替相場のテーマを把握することが重要です。そして様々な情報がそのテーマにどのように影響を与えるかにより、為替相場の今後の動向がきまってきます。
 
 
為替相場の予想
株式投資の場合、株価は企業業績や財務状態、市場での需給によって決まる。では、為替レートはどうやって決まるのだろう?
 
長期予想はファンダメンタルズ分析で短期予想はテクニカル分析で
 
長期的に見ると、為替は2国間の経済状態の比較で決まるといえます。経済状態の目安となるのが、GDPや貿易額、景気、金利といった経済指標だ。そうした要因から為替の動きを予測する手法を「ファンダメンタルズ分析」と呼び、中長期の為替相場の流れを予想するのに役立つ。個人投資家がファンダメンタルズ分析をする際は、主に経済指標の結果発表に注目するとわかりやすいだろう。
 
それに対し日々の値動きなど短期的な変動は、主に為替市場の参加者の思惑によって決まってくる。参加者の多くは、毎日の経済指標やニュースを見て売買するほかに、チャートの形から将来の値動きを予測して売買しているのだ。このチャートから値動きを予測する手法が「テクニカル分析」だ。基本的にはファンダメンタルズとテクニカルの両方を活用すべきだが、FXでは特にテクニカルを重視するべきだ。
 
外貨預金やレバレッジ1倍のFXならファンダメンタルズ分析でもいいですが、ある程度のレバレッジ(2倍~25倍)をかけるFXでは具体的にどのタイミングで売買するかの目安が必要。それを教えてくれるのがテクニカル分析なのだ。
 
重要な経済指標が発表されたときはテクニカルを無視して急激に動くことがあるので要注意だが、FXではテクニカル分析こそが、勝敗を分けることになる。
 
短期的に相場を動かす経済指標は要チェック
 
国名 経済指標名 発表日時
アメリカ 雇用統計(必業率) 毎月第1金曜日(21:30)
アメリカ ISM製造業景気指数 毎月第1営業日(23:00)
アメリカ GDP速報値 1、4、710月下旬(21:30)
アメリカ FOMC政策金利 6週間ごと(3:15)
アメリカ 中古住宅販売件数 毎月25日(23:00)
欧州(ユーロ圏) ドイツIFO景況感指数 毎月下旬(18:00)
欧州(ユーロ圏) ECB政策金利 毎月初旬(20:45)
関連ページ
 
テクニカル分析は最も重要だが中長期で為替相場を予想するのであれば、ファンダメンタルズ分析も欠かせない。
実践で使えるファンダメンタルズ分析(1)~(4)
 
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相場予想の基本はテクニカル分析のトレンド分析から
 
為替の値動きは「上昇トレンド」「揉み合い」「下降トレンド」の3種類に大別でき、トレンドが発生しているときは、そのトレンドの方向にトレードすることで利益が出やすくなる。
 
FXではトレンドに乗る順張りのトレードが基本です。つまり、上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売り。下降トレンドのときに『そろそろ値上がりするのでは』と、トレンドに逆らったトレードをしていては、なかなか勝つことはできません。トレンドを見極めるために、テクニカル分析をするのだが、ここで注意しなければならないのは、チャートの期間によってトレンドの見え方が異なることだ。日足では上昇トレンドから揉み合いに入っているが、その中の一部を1時間足で切り取ると揉み合い後に上昇、さらにその中の一部を5分足で見てみると下降トレンドが発生したりする。
 
どのチャートを見て取引するかは、その人の投資スタイルによります。例えば、仕事が忙しくて1日5分しかチャートを見られない人は、日足や週足を見ながらの中長期のトレードがいい。帰宅してから寝るまでの数時間トレードをする人は、5分足や1時間足を見ながらの短期トレードもできる。どれくらいの期間でトレードをするかによって、見るべきチャートは変わるのです。
 
ただし、短期トレードだからといって、日足などの長期間のトレンドを無視してはいけない。「例えば、日足で下降トレンドなら、5分足では上昇トレンドでも買うのは慎重に。むしろ、上昇トレンドから下降トレンドに移るところで戻り売りを狙うような広い視野も必要になります。大きなトレンドと小さなトレンドの両方を意識して、順張りトレードを心がけよう。
 
トレンドには3種類ある
 
トレンドには3種類ある
 
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移動平均線に隠れた売買サインを見つけ出し、相場を予想する
 
ここでは、移動平均線を使ったトレード方法を紹介しよう。1つ目は「移動平均線でトレンドの方向を見極め、順張りする」というテクニックだ。
 
「移動平均線が上向きで、かつローソク足の終値が移動平均線の上にあるときは上昇トレンド、逆に移動平均線が下向きで、かつ終値が移動平均線の下にあるときは下降トレンドと判断できます。
 
あくまでも終値が重要なので、ローソク足のヒゲは気にする必要はありません。移動平均線の向きだけでなく、ローソク足との位置関係を見ることで、より正確にトレンドを見極めることができるのだ。
 
2つ目は「移動平均線の短期線と中期線(もしくは長期線)が交差したところで売買する」方法。「中期線が上を向いているときに下から短期線が抜けたときは買い、中期線が下を向いているときに上から短期線が抜けたときは売りのチャンス。いわゆるゴールデンクロスとデッドクロスといわれるサインです。
 
3つ目は「ローソク足が移動平均線で反発するタイミングで売買する」方法。私はこの方法で約2年間利益を積み重ねているので、現時点では有効であると考えています。
 
「上昇トレンドでも下降トレンドでも、ローソク足が短期移動平均線に当たる、もしくは下抜けたとき反発することがあります(中期線を割っていないことが条件)。予想がはずれもし押し目買いをした後、中期線をリアルタイムレートが割ったら損切ります。上昇トレンドのときは押し目買い、下降トレンドのときは戻り売りのチャンスとなります。
 
ポンド円の日足チャート(パラメータ:移動平均短期13日/中期25日/長期30日)
 
ポンド円の日足チャート(パラメータ:移動平均短期13日/中期25日/長期30日)
 
関連ページ
 
実践でつかえるテクニカル分析の方法をご紹介。中でもダマシを見抜くテクニックは覚えておいたほうがいいだろう。
実践で使えるテクニカル分析(1)~(4)
 
このように、移動平均線だけでも十分にトレードは可能だ。「いろんなテクニカル指標を使っても混乱するだけなので、まずは移動平均線だけでトレードしてみましょう。これだけではうまくトレードできない相場が出てくれば、そこで初めて移動平均線を補強ためのテクニカル指標(ボリンジャーバンドやストキャスティクスなど)を判断材料に加えればいいと思います。









2 Responses to “為替予想とは”

  1. 酒田誤報 より:

    予想は予想。
    ファンダメンタルやテクニカルも優位性を見てるのでしょうが結局トレードに置き換えた場合資金管理どうするの?という答えに個人的には落ち着きました。
    ファンダもテクニカルも確かに大事な事ですけどね。

  2. 金太郎アイス より:

    予想というか想定するのは大事ですよね。
    リワード目的の予想よりはリスク想定の予想ってのが適切何だろうか?
    とはいうものの競馬の様に当てる目的で予想立てて毎度外してるような気もしなくもない。

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